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桑名市 長島八幡神社獅子舞保存会
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獅子舞神事の歴史と保存会設立の趣旨 (北島獅子舞から八幡神社獅子舞へ)
現在の「八幡神社獅子舞」は、元禄12年(1699年)に北島地区氏子が獅子頭二頭と天狗面二面を奉納したことから始まったとされる「北島獅子舞」の名称を変更したもので、笛・太鼓の演奏と「出舞」「雲舞」「寝舞」「扇舞」「刀舞」「花舞」から成る6つの舞で構成される300年以上の歴史を持つ伝統芸能です。
以前は、西外面地区氏子の奉賛活動の象徴として北島地区氏子を中核とした獅子舞神事の継承者が、9月14日に北島出雲神社、9月15日に長島総社の八幡神社に舞を奉納しておりました。
過去には様々な問題があり、近年では昭和30年代の伊勢湾台風被災や生活様式の急激な変化に伴い中断することもございました。
連綿と続く継承の思いは、昭和55年、氏子の熱意の結晶として、ふたたび獅子舞の復活を支えましたが、舞手(役者)および子供の役者(ささらすり)の後継者不足、獅子舞の保存に伴う人的支援について地区の理解を得る事が一層困難になり、平成12年からまたしても中断の状態におちいりました。
しかし獅子舞の復活を願う声は依然として在り、平成16年の桑名市合併を機に伝統ある獅子舞を何とか再興しようと北島地区の有志により稽古が再開されました。
同年には子供の役者無しで6つの舞のうち4つの舞を八幡神社に奉納、翌平成17年は子供の役者にも恵まれ4つの舞を北島出雲社と八幡神社に奉納し、北島にとどまらず八幡神社の所在地である中筋地区を中心に、西外面各地区からも保存活動に賛同する有志の輪が広がっていきました。
平成18年に、市教育委員会の求めに応じ、公的には北島自治会の活動として指定登録されていた獅子舞を独立した団体が保存する文化財として再登録を行うこととなり、現在は八幡神社獅子舞として維持継承しております。